映像資料
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- DAN映像資料番号
- V00081
- 収録⽇
- 2002年9月
作品概要
内田百間の同名の作品「件」より、予言をする神話的存在、件(頭人牛体)をカセキユウコが体現する。生まれて3日で死ぬという運命、なおかつ人間であったときの記憶と感情を反芻する。予言を期待した人間たちに追われ、囲まれ、待たれる。空気は期待と切望に濃厚になり、いつか観客を窒息させる。恐怖は予言を知らない件から観客へと移行し逃避する。件は又一人佇む。恐怖の構造、人間の欲望、愚かさを簡潔な動きと演出で、時にグロテスク、時に滑稽に表現する。観客は期待し期待され、見ながらにして見られる。誰が次の件になるのか。恐怖は体を揺さぶり突き抜ける。1998年9月、ベルリン・loplopにて初演。
基本情報
- 作品名
- KUDAN (件)
- 上演団体 / 個人
- カセキユウコ
- 演出 / 振付
-
構想・演出・振付:カセキユウコ
共同演出・振付:マーク・アテシュ - 会場
- DOCK11(ベルリン)
- 上演期間
- 2002年9月
- 出演者/スタッフ
-
ダンス:カセキユウコ
照明・美術・サウンドデザイン:マーク・アテシュ
ビデオ・写真:ソレン・ドュウ - 主催等
- 主催:cokaseki
- 分野
- 舞踏
関連画像
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