作品一覧
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舞踏市~盲泥棒篇~
石井満隆DANCE EXPERIENCE公演。暗黒の中に「肉市」の文字がジワジワと燃えるところから公演が始まる。客席に座る盲目の老婆をさらい舞台に上げ三味線を弾かせ、華麗に舞う石井。その後、黒子4人に抱えられ妖しいストリップを披露する。大きな布を覆った獅子舞のような怪物が舞台を旋回。そして、大鎌を振回す狂気の石井が枯れ草男の正体を暴く。鉄兜を被った男を電気グラインダーで研磨し、火花と黄燐の鬼火が暗闇の世界を華やかに彩る。ラストは出演者をステージ上に並ばせ、石井の感謝の舞いでフィナーレを迎える。

- 上演団体 / 個人
- 石井満隆
- 演出 / 振付
- 石井満隆
- 会場
- 池袋球体劇場
- 上演年
- 1969
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物質的なものと見ることの自由 (TOKYO SCENE 88)
「ピュアな創作現場とアコースティック・サウンドのコラボレーション」と銘打った「TOKYO SCENE 88」は1988年12月8日~11日まで4組のコラボレーションを展開。
3日目には浜田剛爾のインスタレーション・パフォーマンスと松本清志の即興チェロ演奏のコラボレーションが行われた。
第1部 パフォーマンス(黒い檻の中で<私>は歌う)
第2部 トーク(私の身体に言葉のkissを…)
第3部 パフォーマンス(<私>は檻の外で眠っている)- 上演団体 / 個人
- スタジオ200
- 演出 / 振付
- 浜田剛爾
- 会場
- スタジオ200
- 上演年
- 1988
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ふり
昭和46年度芸術祭参加作品。その演出・振付に対し、昭和46年度文化庁芸術祭優秀賞。
「ふりー日本の舞踊では、舞・振・踊りと三本の柱にたとえられる分極があります。ふりは、その振を本来の意味のダイナミズムに開放したいものとしてつけられた公演名です。」(プログラムより)
服部公一作曲の本公演オリジナル曲を含んだ楽曲を手塚幸紀指揮のオルケストル・ソノーㇽ(録音素材)、美術を当時新進気鋭のジェームス・川田が担当。ダンサーは女性10名、男性12名で、衣装はシンプルなレオタード、タイツであった。
- 上演団体 / 個人
- 若松美黄・津田郁子自由ダンス
- 演出 / 振付
- 若松美黄、津田郁子
- 会場
- 朝日生命ホール
- 上演年
- 1971
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フランケンシュタインの寓話
昭和55年度文化庁芸術祭参加作品。
博士の生命に対する執着から産み出された不完全な生命体の物語。
愛する人の死を受け止められない。愛する人と過ごす幸せな未来を願う人々。
生から死、死から生の輪廻の輪から外され壊れていく一人の男。
命と云う神秘に見せられ、ただ全てを知りたかった一人の博士。
恐ろしく悲しい物語だ。
- 上演団体 / 個人
- 若松美黄・津田郁子自由ダンス
- 演出 / 振付
- 若松美黄、津田郁子
- 会場
- 読売ホール
- 上演年
- 1980
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梟の唄
折田克子舞踊公演より。折田克子は縁起物といわれる「梟」を収集していた*。梟はギリシャ神話においては女神アテーナの象徴であるとされる。その梟を題材にし、梟の特性である夜行性、神秘性などを空間の中にどのように構築していくか、の追求のさまが描かれる作品である。
*生きた梟は含まない。
- 上演団体 / 個人
- 石井みどり・折田克子舞踊研究所
- 演出 / 振付
- 折田克子
- 会場
- 草月会館ホール
- 上演年
- 1980
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福島を運ぶ
尾竹永子ソロプロジェクト「A Body in Places」。Tokyo Real Underground(Tokyo Tokyo FESTIVAL スペシャル13)参加作品。
尾竹永子は、1976年からニューヨークを拠点にパフォーマンス・デュオ Eiko & Koma(エイコ&コマ)のひとりとして活動し、アメリカを中心に多くの国で高く評価されているアーティスト。2014年から開始したソロ活動でも注目を集めている彼女の「A Body in Places」プロジェクトが初めて日本で実現した。東日本大震災から10年を経た東京の上野エリア(上野駅、東京文化会館、仲通商店街など)および旧博物館動物園駅と渋谷川暗渠の地下空間に尾竹が身を置き、福島のイメージを建築物や衣装に投影し、身体を重ねていく姿を追う。
映像収録場所:上野エリア/旧博物館動物園駅/渋谷川暗渠の地下空間
作品中、映写されている映像:『福島に行く』(写真 ウィリアム・ジョンストン / 編集 尾竹永子 / 音楽 デイヴィッド・ハリントン ークロノス・クァルテット)
「Tokyo Real Underground」会期:2021年4月1日~8月15日
- 上演団体 / 個人
- 特定非営利活動法人ダンスアーカイヴ構想
- 演出 / 振付
- 尾竹永子
- 上演年
- 2021
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福島を映す
尾竹永子ソロプロジェクト「A Body in Places」。Tokyo Real Underground(Tokyo Tokyo FESTIVAL スペシャル13)参加作品。
2014年から、尾竹永子は歴史家・写真家のウィリアム・ジョンストンとともに福島を訪れ、各地で無観客パフォーマンスと撮影を行なった。本作は、5回の旅で撮影された写真をまとめた約60分のビデオ映像を劇場の壁面に映し出しながら、尾竹がパフォーマンスを行なったプログラムを25分に編集したダイジェスト。彼女の身体を通して、震災後の福島の現在、歴史と環境という大きな問題が私たちの前に立ち現れる。
「Tokyo Real Underground」会期:2021年4月1日~8月15日
映写されている映像:『福島に行く』(写真 ウィリアム・ジョンストン / 編集 尾竹永子 / 音楽 デイヴィッド・ハリントン ークロノス・クァルテット)
- 上演団体 / 個人
- 特定非営利活動法人ダンスアーカイヴ構想
- 演出 / 振付
- 尾竹永子
- 会場
- 東京芸術劇場 シアターイーストにて撮影
- 上演年
- 2021
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FUKUSHIMA MON AMOUR
遠藤は1970年代に渡欧し、マックス・ラインハルトセミナーに学び、以来長年ドイツと日本の二拠点で活動している。本作は東北大震災直後の日本に寄せる思いを作品化した。自然災害としての地震、人災としての原発事故、そして人々の悲しみと再生への希望が語られる。
2012年10月、ハノーファーのTheaterwerkstattで初演。
- 上演団体 / 個人
- 遠藤公義(舞踏センターMAMU)
- 演出 / 振付
- 遠藤公義
- 会場
- Columbia College Chicago
- 上演年
- 2016
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フェスタ・ド・インテリオール (いなかのお祭り)
ブラジルで6月に全国各地で行われる伝統のお祭り(収穫祭)からインスパイアされた作品。若者からダンスのレッスンには普段はかかわっていない年配まで参加しており、どこで上演してもブラジル人に親しまれる作品。
1991年初演。ユバ・バレエ団第二回日本公演のために創作された。他に、弓場農場、ブラジル全土で上演されている。
映像は2011年収録。
- 上演団体 / 個人
- ユババレエ団
- 演出 / 振付
- 小原明子
- 会場
- 弓場劇場(ブラジル)
- 上演年
- 2011
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Vier Tänze [4つの踊り:古川あんず、芸術アカデミーで踊る]
1986年ベルリンで開催されたヨーロッパ初の舞踏フェスティバル「肉体の叛乱」に参加した古川あんずが、ベルリン芸術アカデミーの庭で踊る。最初にミリアム・ゴルトシュミットによってドイツ語で朗読されるテキストは、土方巽による1985年の講演『衰弱体の採集』からの抜粋。池の中から始まる踊りには「MARY CAKEWALK 」「 FOR A.X. 」「 Last Tango in Berlin」と名がつけられている。
ドイツ語タイトル:4 Tänze in der Akademie der Künste Berlin von Anzu Furukawa![Vier Tänze [4つの踊り:古川あんず、芸術アカデミーで踊る]](https://video.dance-archive.net/jp/wp-content/uploads/2025/01/s_anzu_vier.jpg)
- 上演団体 / 個人
- 古川あんず
- 演出 / 振付
- 古川あんず
- 会場
- ベルリン芸術アカデミー
- 上演年
- 1986
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フィリピンマニラ「アジア演劇祭」ドキュメント
第2回アジア演劇祭・会議参加作品。
1982年ソウルから始まった「アジア演劇祭」の第二回の開催地はマニラ。映像では、開会式やパレードの他、インドのオリッシー舞踊、インドネシアのTheatre SAE DKI、台湾Lan-Ling Theatre Workshop、韓国Dae Ha Dramatic Troupe、フィリピンからの参加団体による作品を紹介する。日本からはYokohama Performance Group、さらに白虎社の2時間から3時間にわたる「鯨骨の森」公演があった。マニラ郊外のモンテンルパ刑務所での白虎社パフォーマンスの様子も収録。
- 上演団体 / 個人
- 白虎社
- 演出 / 振付
- 大須賀勇
- 会場
- カルチュラルセンター(マニラ)、モンテンルパ刑務所(マニラ郊外)など
- 上演年
- 1983
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Fluid hug-hug旗揚げ公演: Fish for Ellen ; Night on the grass ; What’s wrong
山崎広太が率いるFluid hug-hug Co.の旗揚げ公演。1996年~2002年までの山崎振付・演出・構成による3作品を新たなダンサーで一挙上演。

- 上演団体 / 個人
- 魁文舎
- 演出 / 振付
- 山崎広太
- 会場
- スフィアメックス
- 上演年
- 2002
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Verwandlungsamt
古川あんずは1991年にベルリンに移住し、1996年までブラウンシュヴァイク教育美術大学のパフォーミングアーツ学部で教鞭をとっていた。本作は、カフカの『変身』をベースに古川が学生達と創作した作品のダイジェスト版。タイトルの「Verwandlungsamt」は、『変身』の原題でもある「Die Verwandlung」と、事務局や管理局、役所などを表わす「Amt」から成る造語。

- 上演団体 / 個人
- 古川あんず
- 演出 / 振付
- 古川あんず
- 会場
- ブラウンシュヴァイク教育美術大学
- 上演年
- 1993
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Five Car Pile-Up
1983年にニューヨークのセントマークス教会で100名のパフォーマーによって公演された作品を元に、よりそのパフォーマンスを凝縮、様々なアングルやスローモーション、モンタージュ、サウンドスケープなどを駆使し、私たちが目にする空間をはるかに超えた空間を包み込む新しい映像的コレオグラフィーを創り出した。

- 上演団体 / 個人
- 中馬芳子
- 演出 / 振付
- 中馬芳子
- 上演年
- 1983
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People’s Inn (ケッチ・ヨール街 他)
安藤哲子舞踊公演。「Peoples‘ Inn~甦る人間」をテーマに、第1部「ケッチ・ヨール街」、第2部「Patch UP!」、第3部「死への式次第」の3部構成。「ケッチ・ヨール街」は1962年に初演、原案・構成を池宮信夫が担当した作品の再演。「ケッチ」、「ヨール」と呼ばれるヨットのイメージを架空の街にたとえ、生命と情熱を謳う。「Patch UP!」は当時のCMナレーションなどを使った作品。「死への式次第」は人類滅亡の予言を「素晴らしい旅の始まり」と捉えた作品。映像にはかなりの乱れがある。2部と3部の間には、3部の「死への式次第」のリハーサル映像が挿入され、安藤哲子の声も入っている。
- 安藤哲子は1960年以前は安藤三子(あんどうみつこ)の名で活動していた。
- 上演団体 / 個人
- 安藤三子舞踊団
- 演出 / 振付
- 安藤哲子
- 会場
- 中野サンプラザホール
- 上演年
- 1974
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ピクニックから/ Solo&Soul
第4回OSAKA DANCE EXPERIENCE・DANCE BATTLE ~ダンス以前・ダンス以後~参加作品。
山崎広太「ピクニックから」:
都会の地下道で繰り広げられる、男の子たちの匿名的な饗宴。やがて、一人去り、二人去ってゆき、最後に取り残された男が、""見えない誰かのために踊る""つかのまのダンス。97年7月、東京:青山スパイラルにて発表した『ピクニック』から、山崎のソロを展開させ、同年8月、アメリカのベイツ・ダンスフェスティバルやロサンゼルスで、好評をえたものです。
森美香代「Solo&Soul」:
様々な想いとイメージがからだの中で絡み合い、交錯する。そしてそれらはからだを通して一つの具体的なかたちとして自分の外に生まれ出る。そのとき発生する感情からのエネルギーとからだ自身の思考とのずれに揺り動かされた全体的思考は、もはや私の意識の支配を離れて思いがけないところへと膨らんでゆく。私は、この私の意図したこととは無関係に立ち現れるものに、こころの四股をひらいて出会いたい。
- 上演団体 / 個人
- TORII HALL
- 演出 / 振付
- 山崎広太 / 森美香代
- 会場
- TORII HALL
- 上演年
- 1998
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Pikka Don
ニューヨークの「The Kitchen」で発表されたソロ作品をビデオカメラ用にデザインしたパフォーマンス。

- 上演団体 / 個人
- 中馬芳子
- 演出 / 振付
- 中馬芳子
- 上演年
- 1982
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ピエタ’97
由良部正美舞踏公演。第3回OSAKA DANCE EXPERIENCE(前期)に参加。
「去年に引きつづき""ピエタ""をダンスエクペリエンスで踊るわけですが、ピエタというイマージュは、もう十数年私の中で生きつづけ、なおその謎を深めながら変容しつつ、私を招きながら私が踊る動機にすらなっているのです。""ボクハ アナタガ ケッシテフリムカナイコトヲシッテイル。シカシ ボクガ シ ヲ ムカエルトキ ボクヲ ダクノガ アナタデアルコトモシッテイル。"" 腐爛していく記憶の中になお消すことのできないものがあります。消えなんとする瞬間に光り輝くなにものか、夢の底の底で飛散する鏡。そこから八方に渦巻き翔び立つ龍影。」
- 上演団体 / 個人
- TORII HALL
- 演出 / 振付
- 由良部正美
- 会場
- TORII HALL
- 上演年
- 1997
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白虎社パフォーマンス 1986年12月
メディアアートのパイオニアのひとり、エディン・ベレスは80年代後半に日本を訪れ、舞踏を題材にしたドキュメンタリー映像を制作。土方巽や大野一雄を紹介しつつ、大駱駝艦や白虎社の映像をふんだんに使った「Dance of Darkness」は1989年に公開された。本映像はベレスが1986年に来日した際に白虎社の野外パフォーマンスを撮影した未編集映像である。撮影は京都北山の最奥の山中や川べりなど何カ所かで行われ、白虎社の過剰なる「明るい暗黒」が炸裂した。

- 上演団体 / 個人
- エディン・ベレス
- 演出 / 振付
- 大須賀勇
- 上演年
- 1986
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白虎社 TV・映画・コンサート出演映像集
白虎社は公演以外でも「出前芸術体」として、「からだ」と「芸術」を出前、一般家庭のパーティからコンサートやCM出演まで幅広く出没した。本映像には以下の白虎社出演部分が収められている。
・石井聰亙監督「アインシュテルツェンテ・ノイバウテン 半分人間」(1986)
・布袋寅泰ソロ・コンサート「GUITARHYTHM」より”WIND BLOWS INSIDE OF EYES”(1988)
・TBSテレビ「ザ・ベストテン」から荻野目洋子「六本木純情派」(1988)
・映画「ワンルーム・ストーリー」より戸川純監督「いかしたベイビー」(1991)
- 上演団体 / 個人
- 白虎社
- 上演年
- 1986