楼閣に翼ーフラマン家の彼方

和栗由紀夫

映像資料

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楼閣に翼ーフラマン家の彼方
DAN映像資料番号
V00190
収録⽇
1986年10月

作品概要

好善社第二回舞踏公演。

肉体の空隙に寄せて(彫刻家・吉江庄蔵、チラシより)
「舞踏家、土方巽氏に師事して以来、1979年「楼閣に翼」を舞台に好善社を設立。それから彼(和栗由紀夫)はパタリと沈黙し、ひたすら江戸小紋の染めの仕事に入る。そして7年後の今日の出来事である。
1985年、スタジオ200で行われた「東北歌舞伎計画」に参助しながら、浮上する機会を暖めてきた。彼にとっての舞踏が燃焼し始めるこの時期は、亡き土方巽氏を思えば無念の心境であろう。
江戸小紋に染めた肉体が職人のあくなき手作業の繰り返しに顧みたものは何か。伝統を受け継ぐ行為が果たす「個」の夢の対決は。かつて、肉体に見た彼の舞踏が、江戸小紋の伝統にオーバーラップしていく気憶の軋みは。「精神の化石」を建て起こす第二弾、好善社の舞踏が久々に花を咲かせる。「個に復帰するはらわた」に「ときめく空隙」を期待する」

基本情報

作品名
楼閣に翼ーフラマン家の彼方
上演団体 / 個人
好善社
演出 / 振付
作:和栗由紀夫
会場
テルプシコール
上演期間
1986年10月25日 ‐ 1986年10月26日
出演者/スタッフ
舞踏手:和栗由紀夫、真島大栄、可知正光 
枝抜:石田澄佳  
美術:阿部朝日、山本悦治、高野アズサ、吉江庄蔵
音響:佐原敦子 
照明:石井範行 
写真:小野塚誠
制作:雨宮一光 
協力:川端めぐみ、岸田事務所+楽天団、踏天寮、森下隆
分野
舞踏

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