現代ダンス狂言 巷かくるる八百万の~狐の巻

上田遙

映像資料

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現代ダンス狂言 巷かくるる八百万の~狐の巻
DAN映像資料番号
V00052
収録⽇
1997年9月27日

作品概要

上田遥ダンスリサイタル2。
オリジナル台本・全編オリジナル曲・生演奏で送る現代ダンス狂言。演劇、バレエ、人形劇を結びつけ、ダンサーは演者と黒子の二役をこなし、台詞も言えば歌も歌う。道化の狐を進行役に、コミカルでファンタジックに現代日本を描く。前半の第一巻「ひとめぼれ一世一代純情篇」は1995年に初演し好評を博した狐と兎の恋を描く作品の再演。第二巻の新作「冬枯れ望郷篇」では、金満家の狸と庶民の狐との悲喜こもごもを綴る。1997年度(第29回)舞踊批評家協会新人賞受賞。

「ひとめぼれ一世一代純情篇」あらすじ(狂言の大曲「釣狐」をヒントとする)
 誰からも忘れかけられている都会の稲荷に住む古狐。かつての恋女房は、人間の銃弾で生命を落とし、自由に遊び回って過ごした林や小川も、都市開発のもと、コンクリートのビルの下に消えていった。
 そんな稲荷に、芸者に姿を変えて生きているウサギが、月に帰ることを願って参拝に来ていた。そのウサギに一目惚れした古狐は、歌舞伎役者の団十郎に変身して、ウサギに思いを告げ、2匹は結ばれる。
 そして、古狐は自分の力の源である尻尾を引っこ抜き、ロケットへ変身させ、ウサギを月に返してあげる。もはや、息もたえだえの古狐は稲荷の中へ消えていく…。

基本情報

作品名
現代ダンス狂言 巷かくるる八百万の~狐の巻
上演団体 / 個人
上田遥
演出 / 振付
演出・振付:上田遙
会場
青山円形劇場
上演期間
1997年9月27日 - 9月28日
出演者/スタッフ
出演:
第一巻(ひとめぼれ一世一代純情篇)ー軽部裕美、島田衣子、上田はる美、小原孝司、金子礼二郎、藤田真砂子、福田晶子、桜井陽子、宮井レイ子、市山美沙、上田遙
第二巻(冬枯れ望郷篇)ー安達悦子、柳瀬真澄、今間千佳子、平多利江、太田里美、足川欽也、古賀豊、中村隆彦、金子礼二郎、青木尚哉、平井有紀、吉田恵、本田愛理、北村沙代、樋田佳美、小池ミモザ、上田樹
台本:河内連太 
作曲・演奏:坂出雅海
美術:大田創
照明:足立恒
音響:山田恭子
舞台監督:森脇由美子
衣装:伊藤早苗
ダンスミストレス:上田はる美
制作:小滝陽子
制作協力:オフィス・ダム
企画・制作:上田遙・はる美ダンスファクトリー
主催等
主催:上田遙・はる美ダンスファクトリー
分野
コンテンポラリー、モダン

関連画像

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